名前の由来が数節あり!? 「みしらず柿」
「みしらず柿」の由来は、この柿を将軍に献上したところ、そのあまりの美味しさに「このような美味しい柿を今までに見知ったことがない」と感嘆されたことから、「身不知柿」という別名になったとも言われています。 他の名前の由来としては、「我が身を知らないほど大きく実をつけ、その重さに自分の枝を折ってしまうため」や、「あまりの美味しさに我が身も考えずに食べ過ぎてしまうから」という説もあります
※渋柿なのでそのままでは食べられません。ご注意ください!
干し柿の作り方
1. [皮むき]
ヘタのまわりの皮をグルリと一周むきます。 次に、平核無は横方向に、蜂屋柿は縦方向に皮をむいていきます。
2. [紐つけ]
ヘタに丈夫な糸をかけ(落ちないように絡ませる。 この時、柿と柿の間隔は、ぶら下げた時にくっ付かないよう間隔をあける。)、干す場所によって縦か横に干します。
3. [干す場所]
直射日光を避け、柿同士がつかないように、ヒモに柿が付かないように風通しのよいところに干します。常時日光が直接当たらない軒先などがベストでしょう。
干す環境にも寄りますので、およそ2週間ほどで渋みが取れ、表面が乾いてきて柿の中身はトロトロの状態になっていることでしょう!
4. [注意]
すでに干し柿として販売されている商品は、酸化防止のため硫黄燻製処理をしている関係できれいなオレンジに仕上がります。 ご家庭では、その処理肯定がないので、黒味がかかった茶色?の干し柿になるとおもいます。 干し柿の製造は、気温・湿度が関係していますので 地域・気候によりましては、カビが発生し付着する場合がありますが、付着された部分はアルコールでカビの部分をふき取り、場合によっては包丁で切り取ってください。
焼酎を使って渋柿の渋抜き
1. [下準備]
ヘタの枝が長い場合はヘタに隠れる程度に枝をきります。(ペンチなどで)
2. [焼酎]
焼酎を平たいお皿などに入れ、柿のヘタ側を5秒くらいつけておきます。
3. [袋に密封]
ヘタに焼酎を付けた渋柿を袋の中に入れます。 スペースに余裕がある場合は1個づつ並べます。
袋の口を縛りワゴムでしっかりとめる。とめたら、これをさらにスーパーの袋に入れて袋の口をワゴムなどでしっかりとめます。(袋を二重にする。平たいに箱にポリ袋を入れて並べてもいいでしょう。)
この状態で10日前後寝かせれば完成です。ですが環境によって日数はさまざまです。 開けてみてまだ渋ければ、また袋をとじてしばらく寝かしてみてください。